一般葬から家族葬へのシフト

2021年4月5日 オフ 投稿者: ずいうんどうスタッフ

一般葬は親族だけでなくご近所や知人にも広くお葬式の日程を告知します。関わりのあった人達が誰でも参加していいわけですから数十人から多い時は数百人を超える規模に膨れ上がります。それは、ご自宅から会館へと会場を変えつつ平成の後半まで続いてきましたが、その後一気に家族葬が多数派になっていきました。家族葬が増加して来た理由はまず不景気が発端だと考えられます。「葬儀はお金が掛かる」というのは多くの人の共通認識です。そこにサブプライムローンの問題から端を発したリーマンによる世界的不景気、その後しばらく続いた不安定な経済環境に都市部の葬儀社が商用敵に発した「家族葬」という言葉がメディアに取り上げられ瞬く間に市民権を得ていました。